2026年3月15日、株式会社N・フィールドさまにて、職員の皆さまを対象にLGBTQと医療・福祉に関する研修を実施しました。
訪問看護事業を通じて、精神疾患や障害を持つ方々の「自分らしい暮らし」に伴走されているN・フィールドさまと共に、医療・看護・福祉の現場においてLGBTQがいかに安心してサービスを利用できるかを考える内容で実施いたしました。
研修の前半では、SOGIの基礎知識や、LGBTQを取り巻く国内外の最新動向を共有しました。
特に、2024年より福祉現場におけるSOGIハラスメントが虐待やパワハラに該当し得るとの見解が示されたことを受け、コンプライアンスの観点からも理解促進の重要性を確認しました。
続く講師のライフストーリーでは、自身の葛藤や周囲の理解がもたらした変化、アライがいたことで安心して生活できるようになったことをお伝えしました。
中盤では、医療・福祉の現場におけるLGBTQの困難の現状に焦点を当てました。
最新の調査データから、LGBTQが福祉や医療の利用に際して困難やハラスメントを経験しているという実態を共有し、「安全に利用できていない」という課題に対し、専門職として何ができるかを深掘りしました。
後半は、具体的な事例をもとに、より実践的な「ケース検討」を行いました。
本人の性自認を尊重した関わりや、アウティングへの配慮、他機関との連携など、実際の支援現場で起こりうる課題とその解決の糸口について活発な議論が行われました。
最後に、今日からできるアクションとして、医療・支援者としての「アライ(理解者・応援者)」の姿勢を整理しました。
同性パートナーを家族として扱う運用や、性自認を尊重した呼称・設備利用の工夫など、具体的なアクションを共有しました。
ケース検討での議論や質疑などを通じ、訪問看護のプロフェッショナルとして、現場に真摯に向き合う皆さまの姿勢が大変心強く、印象的でした。
開催までご準備くださったご担当の皆さま、またご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
ReBitはこれからも、誰もがありのままで暮らし、未来を選択できる社会を目指して、医療・福祉の現場の皆さまと共に歩んでまいります。
ReBitでは、課題や現状に合わせた研修・コンサルテーションを提供しています。
ダイバーシティ推進の次の一歩を検討されている方は、どうぞお気軽にご相談ください。