
3月31日は「トランスジェンダー可視化の日(Transgender Day of Visibility)」です。
この記念日は、社会に生きるトランスジェンダーの人たちの存在を知らせ、その経験や直面する困難について理解を深めることを目的として、2009年に制定されました。
世界中で、トランスジェンダーの人たちの権利や尊厳を祝福し、トランスジェンダーの人たちを取り巻く課題への認識を高めるための様々なアクションが行われる一日です。
「可視化」に込められた想い
トランスジェンダーという言葉は、自分の性自認(自分の性をどう認識しているか)と、生まれたときに割り当てられた性別が異なる人たちのことを指します。
トランスジェンダーの人たちは、家族、友人、同僚、隣人として、この社会の中で共に暮らしています。しかし、誤解や偏見をおそれ、自身がトランスジェンダーであることを明かして生活する人は少なく、社会の中ではその存在が見えづらくなっています。そして、「自分の周囲には、トランスジェンダーの人はいないはず」という思い込みが、さらに過ごしにくさをつくってしまっている場面も、少なくありません。
「トランスジェンダー可視化の日」は、トランスジェンダーの人たちが「ここにいる」ということを等身大の姿で共有し、誰もが自分らしく、安心して過ごせる社会を一緒に考えていくきっかけとなる日です。
私たちにできるアクション(アライアクション)
すべての人が自分らしく暮らせる社会をつくるために、今日から始められる身近な「アライアクション(理解し、行動する)」をご紹介します。
- 知る・学ぶ: 本や映画、信頼できる情報を通じて、トランスジェンダーの多様な人生や経験について知ってみる。
- 言葉を意識する: 相手が呼ばれたい名前や代名詞(彼、彼女、○○さんと名前で呼んでほしいなど)を尊重し、性別を決めつけた決めつけを避けるように心がける。
- ポジティブに話題に出す: LGBTQに関連するニュースや今日のような記念日について、家族や友人と「今日はこんな日なんだって」とポジティブな話題として共有してみる。
- 想像する:日常や仕事の場面で、「トランスジェンダーの人もいることを想像した時、困らないだろうか?」と考えてみる。カミングアウトしている人がいなくても、「いる」ことを前提として考える。
一人ひとりの小さな変化が、誰かの「過ごしやすさ」につながります。この日が、トランスジェンダーを取り巻く環境や、自分にできることを考えるきっかけになれば幸いです。
ReBitでは、EY Japanと連携し、トランスジェンダーの人たちが働きやすい職場や、周囲の人がアライとしてできることをまとめたガイドブックを作成しています。
「トランスジェンダーについてより詳しく知りたい」「具体的なサポート方法を知りたい」という方は、ぜひ以下の資料もあわせてご覧ください。