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ReBitはジェンダー平等と公平をテーマにした絵本『これがじぶんのいろ!』シリーズ3冊を翻訳出版。授業実践を後押しするための、学校現場で使える補助教材・動画を無料公開しました!

ReBitは、2025年12月15日、ジェンダー平等と公平をテーマにした絵本『これがじぶんのいろ!』シリーズ全3冊を翻訳出版しました。出版社は、教育・人文分野で多数の実績をもつゆまに書房です。

本シリーズは、子ども一人ひとりの多様なあり方を尊重し、「違い」を否定せずに受け止め合う観点を育む絵本です。性別による固定的な役割意識や無意識の偏りに気づき、ジェンダー平等と公平について考えるきっかけを、やさしい物語と色彩豊かな表現で届けます。

■ 絵本のあらすじ

「ピンク!これがじぶんのいろ」

お父さんのように「男らしく」なれないことに悩む主人公。大好きなドレスを着て学校に行ったら、クラスでぽつんとなってしまいました。ショックを受けた主人公に、お父さんが「本当の自分に自信を持って」と寄り添います。

▶ 詳細:https://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843371428

「むらさき!これがじぶんのいろ」

「男女どちらかを選ぶ」ことに違和感をもつ主人公。学校のダンスパーティーにタキシードドレスを着ていくと、先生に「男か女かどちらかを選ぶように」と言われてしまいます。でも、友だちが「どちらかじゃなくていい」と言ってくれました。

▶ 詳細:https://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843371435

「あお!これがじぶんのいろ」

走るのが大好きな主人公。楽しみにしていた運動会で、先生から「女の子は男の子より速く走れないから、後ろに下がって」と言われ、悲しくなりました。でも、クラスメイトの男の子が「男の子だけなんて不公平だ」と声を上げました。

▶ 詳細:https://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843371442

■ 16年にわたる教育現場の知見を生かし、授業で“使える”教材を制作

ReBitは2009年の設立以来、16年にわたり、LGBTQやジェンダー、性の多様性をテーマに、全国の学校での授業実践、教材開発、教員研修に取り組んできました。
その専門性を生かし、本絵本シリーズに対応した授業用の補助教材(指導案・ワークシート)および動画教材を制作。すべて無料でダウンロードでき、学校現場ですぐに活用できます。

「どの学年で、どのように扱えばよいかわからない」「慎重さが求められるテーマで不安がある」
——そんな教員の声に応え、初めて扱う先生でも安心して授業ができる構成となっています。

■訳者 なかじまじゅんのメッセージ

「自分らしさ」をだいじにするって?色んなちがいを尊重しあうために何ができる?この3冊の絵本には、そんなことを考えるヒントがつまっています。
「ピンク」と「むらさき」の2冊は、あえて主人公のジェンダーを明らかにしていません。トランスジェンダーやノンバイナリー、クィアの子どもたちにとって、自分を投影できる登場人物は、多くありません。「自分の話だ」と思える物語が「ひとりじゃない」というメッセージにつながればと思っています。そして、3冊共に、すてきな周りの人たちが登場します。すべての読者に、「自分にもできることがある」と気づかせてくれる存在です。
子どもたちが自分で読めるよう、全編ひらがなとしています。授業でつかうだけでなく、学級文庫や児童館の蔵書として、子どもたちが手に取れる場所においてください。
この絵本が、多様な子どもたちと大人のみなさんに、「ありのまま」をだいじにするきっかけをお届けできますように。

■ 書籍概要

  • ピンク!これがじぶんのいろ/むらさき!これがじぶんのいろ/あお!これがじぶんのいろ
  • ぶん・え: スコット・スチュアート/やく:なかじま じゅん/監修: 認定NPO 法人ReBit
  • 出版社:ゆまに書房

▶ 絵本の詳細・補助教材・動画の無料ダウンロードはこちら
https://rebitlgbt.org/jibun-no-iro/