絵本「これがじぶんのいろ」シリーズをつかって授業をしよう!教材キット

絵本「これがじぶんのいろ」シリーズをつかって授業をしよう!教材キット

絵本「これがじぶんのいろ」シリーズとは?

絵本「これがじぶんのいろ」シリーズは、性の多様性やジェンダー平等をテーマに、それぞれの“自分らしさ”を大切にするヒントがつまった絵本です。ゆまに書房から翻訳出版し、ReBitが監修しました。

読み聞かせや学級文庫で活用していただくことで、子どもたちへ肯定的なメッセージを届けることができます。また、授業で活用いただくことで、ジェンダー平等や性の多様性、公平・公正といったテーマについて考える機会をつくることができます。

授業で扱う際は、認定NPO法人ReBitが制作した、小学校(低学年〜高学年)および中学校向けの「ジェンダー平等・LGBTQ・公平公正」を学べる無料補助教材をご活用ください。

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絵本のあらすじ

「ピンク!これがじぶんのいろ」

お父さんのように「男らしく」なれないことに悩む主人公。大好きなドレスを着て学校に行ったら、クラスでぽつんとなってしまいました。ショックを受けた主人公に、お父さんが「本当の自分に自信を持って」と寄り添います。

「むらさき!これがじぶんのいろ」

「男女どちらかを選ぶ」ことに違和感をもつ主人公。学校のダンスパーティーにタキシードドレスを着ていくと、先生に「男か女かどちらかを選ぶように」と言われてしまいます。でも、友だちが「どちらかじゃなくていい」と言ってくれました。

「あお!これがじぶんのいろ」

走るのが大好きな主人公。楽しみにしていた運動会で、先生から「女の子は男の子より速く走れないから、後ろに下がって」と言われ、悲しくなりました。でも、クラスメイトの男の子が「男の子だけなんて不公平だ」と声を上げました。

この絵本で扱える主題

この絵本は、SDGsに関連する以下のテーマについて考えることができます。

ジェンダー平等

公正・公平

性の多様性

補助資材

認定NPO法人ReBitでは、この絵本を使って小学校(低〜高学年)や中学校でジェンダー平等・LGBTQ・公平公正などを学ぶための補助教材を、無料でダウンロードいただけます。

訳者のメッセージ

なかじま じゅん  (認定NPO法人ReBit事務局長)

「自分らしさ」をだいじにするって?色んなちがいを尊重しあうために何ができる?この3冊の絵本には、そんなことを考えるヒントがつまっています。
「ピンク」と「むらさき」の2冊は、あえて主人公のジェンダーを明らかにしていません。トランスジェンダーやノンバイナリー、クィアの子どもたちにとって、自分を投影できる登場人物は、多くありません。「自分の話だ」と思える物語が「ひとりじゃない」というメッセージにつながればと思っています。そして、3冊共に、すてきな周りの人たちが登場します。すべての読者に、「自分にもできることがある」と気づかせてくれる存在です。
子どもたちが自分で読めるよう、全編ひらがなとしています。授業でつかうだけでなく、学級文庫や児童館の蔵書として、子どもたちが手に取れる場所においてください。
この絵本が、多様な子どもたちと大人のみなさんに、「ありのまま」をだいじにするきっかけをお届けできますように。

● すべてのコンテンツを権利者に無断で複製、改変、放送、上映、公開、演奏、販売、レンタル、ネットワークを通じて送信できる状態にすることを一切禁止します。

● 企業研修等、教育現場以外ではご利用いただけません。

● 本教材の一部を他の媒体へ引用される場合などは、出典の記載をお願いいたします。(団体名を明記いただければ幸いです)

補助教材制作:認定NPO法人ReBit
撮影・編集:スタジオK

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